手元に届いた「鬼滅の刃」

3月中旬のお話
店長がいつもに増して、この上ないドヤ顔で、
「Tさん(私のこと)、ちょっと」と呼ぶのです。

何だろう…
朝から物凄いドヤ顔なんですけど…

「Tさん『鬼滅の刃』1巻から18巻まで大人買いしたんですけど、読みますか?」

「えーーーーー!」心の中の声

読み終えたので貸してくれるというんです。

子供から大人まで幅広く人気の漫画なのは知ってたけれど、
私は、この時はまだ、内容知らなくて

でも、娘(次女)が鬼滅の刃の歌を歌っていたり、
ねずこの絵を描いてるのを見てたので、
「え~絶対、娘が喜びます」と有難くお借りしました。

ひょんなところから、
手元に届いた「鬼滅の刃」

家に帰ったら、想像していた通り、
次女が飛び跳ねて喜び、
自粛中で、学校もお休みなので、
あっという間に読み終え

それでも、時間があれば、
何度も何度も読み返して、
しまいには、場面場面のセリフまで覚えてしまう位
読み尽くしていました。

私はと言うと、

「4月いっぱい貸しますよ」と言われていたものの
中々ゆっくり漫画を読む時間がなくて

気がつけば、もう4月末(>_<)

返さないといけない期日が迫って、
慌ててやっと手に取った一冊目。

読み始めてビックリしました。
すぐに全巻読み終えました。
人を喰らう鬼達と
鬼となった、妹を人に戻そうと主人公の炭次郎が
鬼滅隊となり、仲間と共に強くなってゆく物語。

面白すぎました。内容が、濃くて、深い。
(※絵柄や内容、人によって好き嫌いはあると思います。ご了承ください)

子供って凄いな。
残酷だから、子供には無理だろう。って勝手な親の思い込み。
難しい四字熟語。理解できてるのかな?って勝手な親の思い込み。
少なくとも、子供ながらに理解していて、
物語を読み進めている。

凄いな。

生きること
死ぬということが
どういうものなのか
炭次郎を通して、ありのまま描かれています。
家族が失われ、仲間が失われ、身体の一部が失われたりと、
いつもギリギリ、ボロボロだけど

それでも戦い続ける姿に勇気をもらえるんじゃないでしょうか。

なんで、こうまでして戦うのかって何度も何度も思ってしまうけど、

鬼には鬼になった悲しい事情があって

それぞれに守りたいものがあるから戦う

正々堂々戦う姿に、
心が震えます。

炭次郎は弱い。弱いけれど、素直で、
鬼であろうが、人であろうが
誰であろうが、眼の前の相手に、優しく敬意を示し、
愛と感謝を忘れることはなく、そして慈しむ。

仲間と共に、強くなっても、
傲り高ぶることなく変わらない炭次郎。
相手を想う、優しい強さが胸にささります。
真の心(真心)で、接すれば、
相手の心を溶かすことができるのかもしれない。
炭次郎に倒された鬼は、
不思議なのですが救われたように死んでいくんです。

「あなたは、どう生きる?」と
生き方を問われているよう、

どんな窮地にたたされていても、
覚悟を決めると運命はかえてゆける。

教科書には載ってない
人としての在り方、生き方を教えてくれます。

儚く
哀しく
失うことが多いけれど
それでも生きることを諦めない
悲しみや苦しみを味わった方は強い

私達はコロナになんか負けない

「鬼滅の刃」を通して、
親子で沢山の大切なものを学ぶことができました。

今の私に必要な、宇宙からのギフトに感謝して。
先日、店長へ返却しました(人”▽`)

次女は、おこずかいを貯めてゆっくり揃えていくそうです。

余談なのですが、
一巻で、藤襲山(ふじかさねやま)が描かれていて
そこには、鬼が閉じ込められているんです。
鬼どもが嫌う、藤の花が、一年中狂い咲いてるので、
外に出ることができないのです。

さらっと読まれたかもしれませんが、
藤の花、魔よけの花だと知ってて書かれていること。
きりがないのですが、
物語の中の気にしなくていい部分
一つ一つが気になって仕方なかったです。

 

作者・吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)さん
どんな方なんだろう…
すぐ、調べてしまう(/ω\)
1989年5月5日生まれ
PN5-1-1/7

そして、勝手に読み解いてしまう(/ω\)
好奇心旺盛で、常識にとらわれない自由な発想や抜群の行動力の持ち主のよう。
人からは理解されない突拍子もないことをしても、なぜか許されてしまう
そこが、大きな魅力なのかもしれません。

吾峠呼世晴さん、
ありがとうございました。

 

そして、貴重なお時間、
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ご縁に感謝♡